急性胃炎とは、日常的に誰にでも起こりうる病気です。
胃の粘膜に何らかの原因で、急激に炎症（炎症の症状として考えられるものに、熱感、腫脹、疼痛、発赤があり、炎症の四徴候と呼ねれています）を起こした状態を言います。
胃の病気（遺伝的な体質でどうしても掛かりやすくなってしまうこともあります）の中では一番多いのが、急性胃炎なのです。
多分、ほとんどの人が、症状（なかなかつらさを他の人にわかってもらうのは難しいものです）の重さの違いはあれど、経験したことがあるのでないかと思います。
それでは、急性胃炎とはどういう症状なのでしょうか？急性というくらいですから、症状というのは突然始まります。
胃部の辺りに痛みを感じますが、特にみぞおち付近に激しい痛みがあるでしょう。
吐き気や嘔吐、腹痛などが起こります。
症状の強さは様々で、ひどい時は下血や吐血も伴うのです。
あまりにも症状が激しいと、重い病気じゃないかとか、もう死ぬのではないかとか錯覚してしまうくらいつらいでしょう。
通常は、一日から数日安静にして、胃腸薬を服用することで治まります。
胃が荒れているので、無理やり食べると症状が強くなる場合もあるかもしれませんね。
様子をみながら栄養補給していって下さい。
痛みや嘔吐が激しい場合や数日経っても改善がみられない場合は、病院に行って診てもらう必要がありますね。
急性胃炎だと思っていたら、違う疾患だったという可能性もありますから注意されてください。
同じようにみぞおち近くが激しく痛む疾患として、胆石症、胆のう炎、急性膵炎などがあります。
場合によっては、入院や手術が必要な場合もありますから、必ず病院に行って診てもらうようにして下さい。
病院に行って、きちんと診てもらっておけば安心です。
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