逆流性食道炎には漢方薬が効くのでしょうか?それはあなたの考え方や行動次第だといえます。
一般的な西洋医学で処方される薬剤は、科学的に症状を緩和させるものです。
例えば、逆流性食道炎では胃酸の分泌を抑えたり、中和するような薬がよく使われます。
何故なら、逆流性食道炎の原因は胃酸過多にあるからです。
でも、漢方薬には、ダイレクトに胃酸を減らしたり、胃酸を中和したりするような薬はありません。
基本的に、漢方薬というものはどんな目的で使われるにしても、症状(その程度やどんなものがというと、人によって個人差があるでしょう)に対して直接的な効果があるというものはほとんどないのです。
人間本来が持つ自己治癒力や免疫力などを向上させる効果があるのが漢方薬と言われていますね。
それぞれの漢方薬には、鎮静効果や血流を上げる効果など、独自の効能があるものですが、それらで体調を整える事により、最終的に肉体的な問題点が改善されてるというものです。
つまり、即効性はないと考えてください。
逆流性食道炎に効くとされているのは、以下のような漢方薬です。
◆黄連解毒湯
身体の炎症を抑えたり、解熱・解毒作用があり、機能改善効果もある漢方薬です。
◆半夏瀉心湯
胃腸に良い生薬の組み合わせで作られた漢方薬で、胃腸の働きを整えます。
◆半夏厚朴湯
神経を鎮め、心身共に正常な状態に戻す効果がある漢方薬で、特に神経性の胃炎や気管支炎などに有効だといわれています。
◆六君子湯
胃腸の働きを整え、体内の水分量を正常に保つ効果あり漢方薬(西洋薬と併用する場合には、漢方医や薬剤師に相談した方がいいですね)です。
<PR>
・白髪になった場合の改善策は? | 白髪の原因は?白髪の予防と改善!
・冷え性なら服装にも気をつけよう! | 冷え性の原因を知り、冷え性を改善させよう!
・パニック障害の原因とは? | パニック障害を克服したい方!あなたの症状は?